ウソの国ー詩と宗教(戸田聡stdsts)

キリスト信仰、ポエム、カルト批判など

ポエム

昔ポエム

昔ポエム 御国への希望 来世に寄せる望みは儚(はかな)い見えない何かは やはり見えない天国は見えない地獄は見たくもない今度生まれてくるときは・・・この世には生まれてきたくないしかし召されて死んで御国に至る希望に生きるほかにない それでよい死後…

昔書いた詩

昔書いた詩 昔載せた、さらに昔の、詩のようなもの きっと恥 引きつって声にもならずみすぼらしい人格を残したまま端から端へ滑って転んで探し物でもしてるふり山に入るか川に潜るかきっと答えは街の中こだまして泣いてこぶだらけ きっと夜の部屋 換えたばか…

昔々書いた詩のようなもの

昔々書いた詩のようなもの 祈り・実感を もうしばらく傍(そば)にいて下さいませんかさびしいと声に出してしまいそうですからしかも調子外れの怒号のようにすでに出しているのです でも声帯は震えているものの咽喉(のど)の吸い殻の泡沫を振動させて歯間を…

渇き、悲鳴、再録2

渇き、悲鳴、再録2 終わりに楽山ツイッター批判 渇き https://ameblo.jp/st5402jp/entry-12578530959.html カラコロチリンとグラスの中の氷が奏でるように乾ききった手に雫を運んで顔も見ないままに私たちは狭い風穴を共にした 噛み合わないシナプスで血液…

春・ポエム?

一休み。批判と、詩のようなもの、昔々の春の詩4つ。宗教1つ+あり合わせで申し訳ない。 いつも不真面目な反キリスト楽山のツイッターです。 楽山の、まとも芝居にだまされてはいけません。 >心機一転★こも楽山@komo266なんとなしに、『ジョーズ』で、人…

遠い日のこと2

疲れたので、一休み。 遠い日のこと2 遠い日のこと とても遠い日のことだ 過去において確かにあった瞬間だ語られていることが何の抵抗もなく沁み込むように胸に落ちて広がる語ることが何の抵抗もなく伝わってゆくと信じられる湧き水のように しかし瞬間は続…

細い管2

細い道 信仰は、この巷では、細い管、細い道です。聖書を読んでも読まなくてもキリストの共感に共感できる人は少ないのです。 信仰を信じ込むことだと思っている人は、一つの宗教を信じると、視野が狭くなると思っているのかもしれません。実際に、そうなる…

夢、冬の終わり2

一休み。旧い古いポエム再録と、精神科医の言葉を悪用する楽山批判の追加です。この2つ、特に関係はないです。あとで、楽山ツイッター批判を付け加えました。 冬の終わり 吹雪の向こうに耐えるように 朧(おぼろ)げに眼差しを向けてくる少女のような顔幼く…

秋・冬・春のポエム

再録で、失礼します。今年が良い年でありますように。 秋・冬・春のポエム ・・? 20年以上前に書いた詩のようなもの。秋、冬、春、の旧作で、再録ですが、修正せずに載せておきます。詩のようなもの、書き始めたのは30代からですが、今回のは、40代の…

他人・水・氷(再録)

一息つきます。再録です。今日と明日。 他人・水・氷(再録) 他人と自分 いろいろな能力それぞれにとても優れた人がいるうらやましいその能力を持ちたいか持ちたいその人になりたいかなりたくはない 疑うことを知らないような信仰厚き人がいるその信仰を持…

プアマンズ

息抜きです。 色褪(あ)せる死 よほど悲惨な死に方は別として近づいてくる当たり前の死そ年を取れば取るほどに死は近づいてくるのだが年を取れば取るほどに死は悲しまれなくなり死の色合いは薄れてゆくよほど特殊な事情は別として同世代の高齢者が畳の上で…

渇き、悲鳴、再録

一息入れます。ほぼ再録です。 渇き https://ameblo.jp/st5402jp/entry-12578530959.html カラコロチリンとグラスの中の氷が奏でるように乾ききった手に雫を運んで顔も見ないままに私たちは狭い風穴を共にした 噛み合わないシナプスで血液の味を免疫に高める…

踏む、堕落、信じる 2

踏む、堕落、信じる (旧作+信仰) ※(批判の速報)楽山は、「鬼滅の刃」と「幸福の科学」(2)(3)を書いてきました。「馬型宇宙人」とか出てきたり、死んだ後の地獄霊救済とか書いていて呆れますが、楽山自身の意見は、ずいぶん少なくなって、荒唐無稽…

「きっと・ので」詩?

22日にアップし忘れた分です。 書いたのは90年代かな・・ブログでは10年前に乗せたもの。はっきりしない、恐ろしく昔、書いた詩のようなもの。ブログも十年になると、過去の記事の練り直し再録が増えてきました。 「現代詩入門」とかいった本を読んで…

飲兵衛さんの思い出+

飲兵衛さんの思い出。再録+https://ameblo.jp/st5402jp/entry-12448086748.html 飲兵衛さんの思い出 昔学生の頃バイクで帰ってきて路地へゆっくり入ったところで赤いお鼻の飲兵衛(のんべえ)さんがバイクに近寄ってきて紙切れのようなものを差し出して訳の…

陽気、その他

新作1つ、旧作3つ 陽気 朝は冷ややかなプチうつをもてあそびほころびをつくろう部屋の始まり 昼は歩みを木の廊下にしつらえてやさしい足裏の弾力に厭世を返す 夜はふくらんだ嫉妬をしずかに灯しこだわりのない時を温める 幾度ひっくり返ったら虫のあやまち…

夢、冬の終わり

旧い古いポエム再録しておきます。 夢Ⅰ 雪が降って凍った道に若い女が転んだ立ち上がろうとしてまた転んだ手を貸して起こしてやった寒くなかった 名も知らぬバス停に待ち続ける子供らがいたバスは来なかったまだ待ち続ける子供らにここはどこですかここは小…

細い管

一応、ポエムのつもり。 細い管 まことに そこはかとなく細い管の先で 出会うもの泣いたり笑ったりのマイルドなところをもらっているまたは覗いている 求める主体も求める対象も人間または温もり それを追うためだけに彷徨うまたは遊ぶ 響き合うメロディやリ…

渇き

今日は、一応、詩のようなもの修正アップ。 渇き カラコロチリンとグラスの中の氷が奏でるように乾ききった手に涙を運んで顔も見ないままに私たちは狭い風穴を共にした 噛み合わないシナプスで血液の味を免疫に高めるのに静止画の乾いた表面で動画のピクセル…

踏む、堕落

踏む 踏まれた虫は踏まれて易々と無視されるが 踏まれたという怒気の記憶が踏んだ足の裏に隠れる 無形の返し技 取るに足らぬ者が街を行けば 一歩一歩に別の世界を踏み 故郷から 取り返しのつかない異土の住人になってゆく 見知らぬ街に、ここはどこ?いつも…

悲鳴

悲鳴 いつからか私の目の前にはいつも悲鳴が鳴り響いているようだ それは通り過ぎるときに刃物のように何かを切り裂いてゆくようなのだが紙のように何か切り裂かれているようでもある 飛び散るものが音も声もさらに引き裂いてゆくようで 耳を塞いでも聞こえ…

憂い、近況

憂い 若者は虫歯が痛くなり老人は歯が無くなる 若者は食べ物の味を気にするが老人は食べ物の硬さを気にする 若者は肌の色と荒れを気にするが老人は肌があれば気にしない 若者は前に足を伸ばして進むが老人は前に倒れるのを足をつっかい棒にして進んだことに…

自殺3題(修正・再録)

縊死(いし) 幾人かの自殺者が残していったものは あまりにも急な沈黙に終わってしまって動機も理由も結局は不明のまま明確に語れる者は誰もいなくて噂だけが煙幕のように漂ってはくるが口の中でムニャムニャ聞こうとして聞くに憚(はばか)り そのムニャム…

憑依の化け物(修正)

憑依の化け物 成長は幼子に憑依する化け物 人格は化け物に憑依する化け物 自我は化け物を堅く守る要塞 成熟は化け物の爛れる活性化 老化は皮が剥離してゆく化け物 幼子は何も身に着けないのに 憑依は美しく化け物は美しい この世は美しい化け物 真・善・美の…

こもる信仰(修正)

こもる信仰 狭い庭から眺めながら外の悪事には まるで神の義憤であるかのように遠慮なしに斬るのだが 自らの庭の内側に対しては厳しさを持とうとしない 大きな災害や不幸に際して「お見舞い申し上げます」 「言葉もありません」 「お悔やみ申し上げます」 一…

この地上に(修正)

この地上に 私のふるさとは この地上にはありません と言いたくなるとき 信仰者にとって本当のふるさとは神の国ということなら それは信仰者として真実でもあるのだが 一方で逃避なのかもしれない 人というのは生涯 演技し続ける動物のようだ恥ずかしくない…

息と心 (修正)

息と心 肉体の命の終わりつまり死については心臓の不可逆的停止か呼吸の不可逆的停止が組織への酸素供給がなくなるという点で二つとも互いにまた全身の死に一対一で対応している 死にたい死にたくないを問わず人は死をどのように意識するだろうか 死後の世界…

悪魔が、蛇と蛭と、(修正)

悪魔がいっぱい 悪魔と言ったら、悪魔にされる 人はいつでも悪魔になるのに 悪魔の思う壺 急に眼の色が変わって恐ろしい顔貌と姿で襲ってくる悪魔は大方ホラー映画の先入観 悪魔は、とても柔和で穏やかな顔をしていることがあるもちろん、うわべだけだが 宗…

陰の人々

陰の人々 部屋の灯りを消すとさっきまで腰掛けていた椅子も消えてうすぼんやりと浮かんでくる部屋の形は部屋ではない 黒の漂う夜は過去も未来も臭ってくるが暗夜を行き交うのは生きている人ではなく陰の中の影になった人たち 連れて行ってくれないか恨みでも…

痛み

痛み 痛みがなくなることを願うひどいときは痛みよりは死を願うことがあるそれは治癒ではないのに 痛いときに声を出す誰も聞いてはいないくらいにあらゆる恨み言を吐く亡父を呪い先祖を呪う何故戦争で死ななかった いつの恨みいつの怒りそれはそのまま自らを…