笑顔が一番?
笑顔が一番?
笑顔が一番!
https://blogs.yahoo.co.jp/jiyuu2013/41500605.html
楽山のブログです。
人間の表情の中で、いちばん美しい表情は何だろうと考えてみて、
私は、笑顔も考えたけれど、そうとも言えないような気もしてます。
むしろ、何かの仕事や作業に集中しているときの表情とか
しんみりと悲しみに暮れているときの表情などを思い浮かべることもあります。
その後に託された希望を垣間見るのかもしれません。
>先日、いつも愛読してるブログをみたら、笑顔について書いてあった。
リンク張らないのですね。無断引用でしょうか。後述のSJさんのことでしょうか。
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いい笑顔は、見ているだけで心が癒されるし、笑顔が一番というのは本当だなあと思う。
仏教では、顔施という考え方があるそうだが、それもうなずける。
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笑顔も考えたけれど、と、上に書いたのは、笑顔は美しいばかりではないからです。
悪意に満ちたとき、おごり高ぶったとき、勝ち誇るときにも、狡い笑顔が表れることもあります。
また、嘲笑いという笑いの顔もあります。明らかに穏やかな微笑みとは違う悪意に満ちているけれど、
笑う顔なのです。ゆえに、私は、笑顔を、必ずしも、全部、美しいとは思いません。
それを考えずに、いつも笑顔でいようとすると、この記事のような無理が表れます。
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布施とは、相手の欲することを与えること。物施(ぶつせ)もあれば心施(しんせ)もあります。
でもわたしは、顔施(がんせ)ということばがいちばん好き。
だれに逢ってもにこにこ優しい表情をみせることで、
顔さえあればだれにでも可能なのです。
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ネットなので楽山の笑顔を見たことはありませんが、
世辞のようなコメントの書き方を見ることはあります。
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瀬戸内寂聴
http://www.1242.com/lf/articles/23048/?cat=life&feat=setouchi
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このリンクには、
「顔施(がんせ)ということばがいちばん好き。
だれに逢ってもにこにこ優しい表情をみせること」と書いてあります。
確かに写真は笑っていて、きれいな笑顔です。
しかし、どんなときも笑顔を浮かべておればよい、とは書いてありません。
やさしく笑える顔が心にあるか、ということが常に問われているのです。
>
とはいえ、楽しくもなく、うれしくもないのに笑顔はつくれないということもあるかもしれない。
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楽山の、この、かもしれない、と言っている問題だけではありませんね。
憎しみをこめて、あるいは、悪意を湛えて、笑ったり、皮肉めいた偽りを書いてくる者がいます。
ですね口調で、刷り込んだり、また、「(笑)」で、バカにする者もいます。
また、皮肉というより軽く見ているとしか思えないような、あしらい方に表れることもあります。そのとき、本人は柔和のつもりなのです。曖昧に言ってはいけないときに、かもしれない、カモ、だなあ、ではないだろうか、なかろうか、などという言い回しを書いて、柔和のつもりになります。白々しくて、うわべだけですと言っているようなものです。
そのような、うわべだけの付き合いをして、真剣に考えることをしない人というのは、詭弁や丁寧語に、簡単に騙されます。わざとやっているのではないかと思うほどです。柔和芝居の遣り取りの、しまりのない、世辞の言い合いは、交流しているように見せかけて、実は、世辞で出来ていることが多いのです。
それで、気遣いのつもりなのでしょうか。
しかし、見抜くべきところを見抜こうという真剣さが抜けているために、真実からは、どんどん遠ざかってゆくのです。それを、誰も見ていないところでするのは勝手ですが、そういう人に限って、良い話し合いをしました、というつもりで公開したがり、教えたがるのです。
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でも、どんなときも笑顔を忘れずにいると、気持ちも明るくなり、運もよくなり、福が舞い込むようになるという話もある。
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おぼっちゃん、おじょうちゃんに、説教しているのでしょうか。
笑うことが悪である場合を忘れてはいけません。
楽山は、気に入らないことは無視する、という軟派カルトのアドラー教徒なので、良さそうなことしか書きません。問題意識がなくなっています。言うことが多幸的になります。そして、それを、人が言っている、話もある、という責任逃れの書き方をしてきます。そういうふうにして、自分の判断なのに、はっきりした物言いをしなくなるのです。
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これはいささか楽観的にすぎるかもしれないけれど、こういう楽観さはいいことではなかろうか。
自分も、自分ができる分だけでも、顔を上げて明るい方を見て、笑顔を忘れずにいたいと思う。〈了〉
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真実を追求したいなら、不自然な作り笑顔を向けるのは、よくありません。身勝手な気遣いの筆致を見せないでください。偽善の筆致は、とても醜く、気色悪いです。
覚えて何かの技のように作るのではなく、
笑顔は、
心から自然に溢れるとき、いちばん、美しいのです。
壊れそうな小さい器に、泰然自若の笑顔を盛るのは、残酷な化粧です。
笑顔など見せていられない場合があることを知ってください。
(2019年03月17日アップ)
泰然自若(たいぜんじじゃく)
私の「ウソの国ー詩と宗教」ブログ:
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