ウソの国ー詩と宗教(戸田聡stdsts)

キリスト信仰、ポエム、カルト批判など

悪魔が、蛇と蛭と、(修正)

 
  悪魔がいっぱい
 
悪魔と言ったら、悪魔にされる
 
人はいつでも悪魔になるのに
 
悪魔の思う壺
 
急に眼の色が変わって
恐ろしい顔貌と姿で襲ってくる悪魔は
大方ホラー映画の先入観
 
悪魔は、とても柔和で
穏やかな顔をしていることがある
もちろん、うわべだけだが
 
宗教組織は現実離れしやすいから
悪魔の巣窟になりやすいが
あらゆる集団と組織に
 
悪魔がいっぱい
 
悪魔は人に
先ず隷属を求めてくるので
金品の利得は二の次に過ぎない
つまり支配と破壊の
悪魔は世界で最も純粋な
ボランティア
 
悪魔は何を言われても無視し続けるが
忍耐などは必要ない
悪魔は隷属させる以外の関係を求めないから
元々忍耐という属性を持たない
それだけのことだが
人には超人的忍耐に見える
 
多くの種類の悪魔が存在するだろう
もし存在者の姿を持っていれば
人知でも見分けは可能で
悪魔の発言と行為は
どこかで非人間性を露呈するのだが
それを見抜くのは難しい
 
悪魔の思う壺
 
悪魔と言ったら、悪魔にされる
 
人はいつでも悪魔になるのに
 
もし一人でも
一生涯、悪魔にならない人がいたら
神はこの世を救うだろう
 
それは、大昔から今に至るまで、
ただ、キリストによってのみ、救いとなっている
 
 
(2011年10月26日、同日若干修正)
(2019年05月04日、修正加筆)
 
 
  蛇と蛭と鼠の人
 
誰しも蛇の腸管や
蛭(ヒル)の下垂体と鼠の甲状腺
ぐらいは飼っているものである
 
強い蛇を飼っていれば
いつも毒を吐いているので分かりやすい
しかし多くは鼠が摂食の抑制を掛け
さらに蛭が吸血の抑制を掛けるので
面と向かっては毒を控え
蛭が丸くなり鼠が蠢(うごめ)き出すとき
本人がいなくなったところで
活性化した蛇の舌をぺろりと出して
さりげなく口臭のような毒を吐き
人の印象を吹き込む
 
意識的か無意識にか
思わず或る時か
という罪の軽重は
人には測り難い
 
奸計と小細工を弄して世渡りをするような
最も凶悪なホルモン性の動物は
その測り難さを利用する
 
 
(1999年11月05日)
 
蛇(へび)、蛭(ひる)、鼠(ねずみ)
弄する(ろうする)
或る時(あるとき)
 
(2019年05月05日、再録)
 
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