ウソの国ー詩と宗教(戸田聡stdsts)

キリスト信仰、ポエム、カルト批判など

トラウマ

 
  「トラウマ」
    http://st5402jp.livedoor.blog/archives/110529.html
   
 
 
※ 
前に書いてもいますが、今回は、2つの記事にわたって、少し、私の個人的な事情を書いておきます。不快に感じる人が多いだろうと思います。発散です。

私の母は、認知症介護施設にいます。私の兄は、私が中学校の時に発症した統合失調症で、今も入院中です。私は、兄の病気を治そうと思って精神科医を目指したのではなく、遺伝素因からの疾病恐怖のために精神科を目指しました。私の性格は、統合失調症病前性格に当てはまるところがあるからです。
 
 
トラウマ:
博多駅地下の喫茶店にて
  
 なに考えてるの
 
 何言ってるの
 
 子供みたい
 
 頭、よかったじゃない、(過去形)
 
 学生さん
 
 嫌な人なら結婚しないよ、ね、
 
  ・・・
 
 君は賢き笑みを浮かべ、隣の子供を諭すように、あやすように
 
 (ときどき、今も、自分が
 あの駅の前に突っ立っているような気がする。)
  
  
彼は「精神科には向かないと思うね、うん」と言った:
 
 (何様のつもり?
  
  思い出した。昔、
  実験のテキストに載っていた設問
  
  君は、そんなに甘くない、とか言われたという。
  つまり不正解
  それで、ある日、私に
  教官に何か言われなかった?と聞いてきた
 
  私は、いいです、と言われたと。
  つまり幸いに、正解だった
 
  私が逆の立場なら、
  正解を知っている人がそばにいれば
  必ずそれをを尋ねるだろう。
  不正解のままでは嫌だから。
  
  しかし君は
  自分の不正解の解き方を語って
  ああだからこうだから、こうだと思うよ。
  それで話を終わらせた。
  
  つまり君は・・
 ・・正解を必要としない人なのだ。
  真実を必要とせず
  自分の納得だけで満足できる人
  
 だから平気で
 青二才の君が青二才の私に
 求めてもいないのに忠告をする。
 しかも、向かないというネガティブな忠告を。
 
 それで平気でいられる。
 
 私は、対人緊張のため、何も言い返せなかった。)
 
 
名のある精神科の講師:
 
机に腰かけて講義をしたり、
自分は人とは違んだよという雰囲気を出す人
母校の精神科医局にて面接を受ける。
 
 なぜ精神科を?
  
 にんげんの、こ、こころに、き、きょうみがあって・・
 
 (氷を当てて舐め上げるような視線)
  
 対人緊張のある人は、精神科には向かない
 ・・ひらめきとしてね・・じゃわたしはこれで。
  
 人を斬る言葉として、ひらめきとしてね、を使う人は初めて見ました。
 
 こういう人の、こういう一言で、人生の可能性が閉ざされることもあるんだな・・
 
 私には、確かに対人緊張症があります。
 しかし、この人は、自分が緊張させていることに全く気づいていない。
 かつ、誰かを面接すれば、自分も面接されていることにも気づいていない。
 あるとき、対人緊張があれば、一生ずっと緊張しっぱなしだと思っている。
 だから平気で、ひらめきとしてね、と言って、あっさり去ってゆけるのだろう。
 
 ・・この人は、精神科医ではない・・と思った。
 
 
この二人、ずっと医者として正常人として常識人として生きてゆく?・・
 
  ・・くそくらえ・・
 
 
 私が福岡からバイクで半日かかって熊本に行って民間の精神病院に潜り込む2~4年以上前の、
 まるで現在進行形のように時々浮かんでくる三つの、トラウマと、殴られるより悪い話。
 
 卒業後、大学を離れ、12年を一応、民間の精神病院の
 精神科医として過ごしたのち不眠症のために挫折。
 しかし、それで、ようやく気が済んだ。
 
 10年も同じ病院に入れば、私のような者でも、馴染んでくれる患者さんがいる
 と思えたことが、唯一の収穫でした。
 
 
※ 
トラウマというのは、現時点で現実的な関わりが全くなくてもストレスを与えてくるので、見苦しいけれど、たまに発散しなくてはいけないことがあります。
2番目と3番目の二人は、上のことなど、覚えてもいないでしょう。今も、一人は小児科医として、もう一人は精神療法医として、診療を続けているのです。二人とも、自己愛のために、細かい配慮に欠ける人だと、のちに判断しています。二人が、アドラー心理学、つまり、私が批判している自己中製造カルトのアドラー教に関係あるかどうかは知りません。
※ 
私は、運動神経が鈍いにもかかわらず、25歳のときに二輪の限定免許を取って、阿蘇や天草方面にチョイ乗りしていました。3番目の医局の講師が、講義で、オートバイで疾走する夢には、頑固な性的欲求不満が隠れていることがある、と言っていました。確かに欲求不満はありますが、夢ではなく、実際に乗っていたので、欲求不満を発散していたのでしょう。3番目の講師は、君たちは知らないだろうけれど、という感じで、人が言わないようなことをポショポショ小声で言うのが好きな人でした。柔らかい口のわりに、他の先生も言っていましたが、頭の中は、ガチガチに硬い人だと思います。

通念的な、口が上手で社交的な人が精神科の医師に向いているということがあり、2番目の同僚は、それが私にないから、向かないと言ったのでしょう。口だけは優しくて心がカチンカチンに硬い人がいます。面接に自信を持っていたようですが、精神科の患者に優しい言葉でも掛けたのでしょうか、早速、依存されて、会議室まで彼の名を呼びながら入ってくるという、面接しないよりもまずいことになったことがあります。

精神科の面接をしていて、心に弱点を持つ人に接して、考えたことがあります。依存されないために大事なことは、好意的な、よそよそしさを持つ、ということです。あなたはあなた、私は私、でも、できることはしますよ、というスタンスを持つことが大切だろうと思っています。これは、精神的な距離の問題ですが、距離という言い方をしなくても、当然のことなのです。下手に、できもしないような誠実で親密な好意を表すことは、かえって、患者さんの心を傷つけてしまいます。

ということですが、私も、予想はしていたとはいえ、不眠症のために、精神科の医者という職業を全うできなかったし、自分の家庭を持つことも出来なかった失格者です。根に持ってもしかたないし、この歳で先の心配もしようがなくなって、今は、できることをやって、お祈りして、もう、大半は、ぼあっと、のんびりもしているんだろうと思っています。失礼いたしました。
 
 
(2018年07月16日)
 
(2019年09月10日、再録、若干修正)
 
 
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