ウソの国ー詩と宗教(戸田聡stdsts)

キリスト信仰、ポエム、カルト批判など

罪と偽善(改)

 
  罪と偽善(改)
 
 
私たち人間は、自分がどう役に立てるのか、ある程度は明確になる場合もあるけど、道具や生産物など目に見える物のようには明確にならない場合が多いと思います。
 
つまり、生きることが先で、役に立つことは、継続する一生の問題になり、達成よりも、努力目標としての道ということになります。自分は役に立たない、と自分で思うことも、私も含めて、稀ではありません。
 
しかし、稀にあるかもしれないという希望を持つことと、稀にしかないんだと失望に変えてしまうこととは、キリストは社会が絶望の烙印を押してしまった人々を訪ねて救った、ということを考えれば、違ってきます。そして、そこから、聖書を読むということが、どういう人が神の御心に適うのかということも明らかになってくるのです。
 
かといって、やはり、はっきり自分の役割が見つからないときや、一生続くかもしれないマイナス面を持っていると思うときには、さらに、心無い人にマイナスの評価をぶつけられたときは、失望や絶望が親しく近寄ってくるかもしれません。そのとき、どうするべきでしょう。
 
思い煩いが長引いて、来る日も来る日も思い煩いにに明け暮れたりなどはしたくないけれど、一切無視したつもりで、無理に笑えば、いずれ、笑えないときに笑った無理が返ってくるでしょう。
 
私の経験ですが、自分はダメな人間ですという位置から、ときには、自分は塵や埃やウンコみたいなものですという位置から、できることを考える生き方を、慈しみの眼差しで見ておられ、目いっぱいの正直さ、という、それだけで善しとしてくださる御方がおられることに気づくのです。
 
こういう人生に対する心の向き方を変えるような経験を、霊的体験と呼んでいるのでしょう。つまり、霊的と言っても、キリスト信仰は、決して、超常現象の話ではないのです。
 
劣等感や妬みで生きることのないように、いじけることのないように、また、敵意や恨みで生きることのないように、生きる日常が他者へのボロクソ節にならないように、一人一人をすべて見て、功績や才能ではなく、その正直さだけを評価される御方がおられます。
 
言い換えれば、正直さ以外は、通用しない御方とも言えるでしょう。あらゆる高慢と意地を張ることの代わりに、正直であろうとする努力と、祈りが中心になるのが、キリスト信仰です。
 
 
偽善は、罪を隠し、世辞を言ったり、嘘を吐いたりして、偽りによって、善人ぶる分、罪よりもさらに重い最悪の罪であり、二千年前に、キリストが見抜き、キリストの敵となったものです。
 
偽善も罪だから赦されると言って、平気で嘘を吐き続ける偽善者もいますが、思考も情緒も破壊されて、正常な思路による発言も情緒的な共感も出来なくなっています。それでも、笑い続け、何を言われても、嘲り続けるのが偽善者です。
 
神の前に正直さを失うと、人の前にするのと同じような体裁を繕うようになり、神に対して嘘を吐くようになります。
 
それを、神が見逃すことはないのに、見抜かれることを恐れないので、神を恐れなくなり、結果として、罰ではなく、裁きでもなく、ますます、救われるために大切な人格を、自らの嘘と偽りの保身が壊してゆくのです。
 
楽山が批判される理由は、キリスト教など全く理解できていないということしか表れていないのに、反省もせず、分からないくせに、分かったふうを装って、幼稚な言いがかりをもって、キリスト教を侮辱してくるからです。
 
さらに、ときには理解があるかのようなことを言うのは、明らかに、だます意図があるからとしか思えません。これは重大なことで、信仰者や求道者に与える影響を考えれば、決して看過できるものではありません。
 
そこに、楽山のように、正当な言論者と見なすべき要素がまるでなくて、むしろ、今に至るまで、嘘や詭弁による害毒性しか見られない無責任な者には、一言も、キリスト教とキリスト信仰について語る資格はないと判断しています。
 
前から繰り返してきたことですが、言論の責任を負わない者に、言論の自由はありません。
 
 
 罪は地獄への片道切符ではありません。
 罪を隠し善を装う偽善こそが地獄への片道切符になるのです。
 
 罪は正直な告白の祈りによって赦されるでしょう。
 それが悔い改めです。
 
 罪を告白する正直さは
 祈りによって宝となります。
 
 

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闇と希望

 
 
(2019年09月19日、過去記事に修正加筆)
(2020年09月23日、一部修正)
 
 
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