ウソの国ー詩と宗教(戸田聡stdsts)

キリスト信仰、ポエム、カルト批判など

楽山の混乱

 
  楽山の混乱
 
 『夢判断、そして恐怖体験へ』を見た。
 2021年09月02日 
 幸福の科学とは何だろう?ブログ by 楽山
 http://mmknky21.blog.jp/archives/10856274.html
 
 
(ネットより)
「夢判断、そして恐怖体験へ」
大川隆法の企画による長編映画で、心理カウンセラーとアシスタントの女子大生が、人々の見る不思議な夢や心霊現象から、隠された真相を解き明かしていく姿を描く。
https://eiga.com/movie/94748/
 
楽山の記事は、ほとんど、小学生の感想文です。どういう映画だろうと思ったら、ホラー、心霊の、しかもORの企画だそうです。楽山のホラー趣味、霊能者気取りが表れています。楽山は、本当に、アンチHSなのでしょうか。
 

*メモ
『夢判断、そして恐怖体験へ』を見てきたので、感想をメモしておきたい。
予告編…『83歳のやさしいスパイ』という新作は面白そう。観たい。
予告編…宇宙の法のエロヒム編。エル・カンターレ色が濃厚そうだ。昔々ある銀河での出来事という風な普通のSFにした方が面白くなりそうなのだが、HS教団からしたら伝道のためにはエル・カンターレ色を濃くしないわけにはいかないのだろうな。
フード、洋服、日本刀という組み合わせには違和感があるが、これは日本刀でなくてサーベルかな? いややっぱり日本刀? よくわからん。

 
「面白そう。観たい」「普通のSFにした方が面白くなりそう」・・興味本位だと分かります。しかし、HSの伝道だと言っています。つまり、カルト批判と、ホラー趣味が、ごちゃ混ぜになっている楽山の精神世界を表しています。宗教を、趣味で語る楽山です。
 
「サーベルかな? いややっぱり日本刀?」・・楽山が、隠しながら人に向ける物、そして、いつか、向けられるものの、表れている形象。
 

殺陣は相当に練習したのだろうな。
新選組には大勢で切り込むイメージがあるけれども、一人で誰かの屋敷に入って暗殺をしたりもしたのだろうか。しかも隊服を着て。
もともとのHS教義は、人は生まれ変わりの際に性別は変わらない、変えてはいけないという教えだった。女性は女性として輪廻転生を繰り返し、女性霊として進化してゆくものである、もし女性が男性のようになろうとするなら、これまで女性霊として相当の進化を遂げていたとしても、男性霊たちの一番最後から再スタートすることになる云々と。大川隆法はこういう話を熱く語っていたものだったが、生まれ変わりの際に性別が変わるのはよくあることなら、当時の説法は一体何だったんだろう。

 
ホラー趣味に引っ掛けて、カルト批判が出来るでしょうか。映画の出来がどうこうと言って、宗教観になるでしょうか。そして、生まれ変わりの話です。楽山にとっては、宗教は超常ホラーと同じ扱いになっています。小学校レベルの空想、それが楽山の言説のベースです。
 
そのレベルで、キリスト教や神を否定してくるのですから、どれほど身の程知らずなのでしょう。楽山は、いかなる真実追求の言論の場に、リアルでもネットでも、いてはならないことを、自ら証明しています。自己愛性人格障害は、ここまで、分別がなく、恥も知らないということです。
 

ぶっちゃけ、当時の大川隆法は、「男は仕事、女は家庭」という性別による固定的役割分担を当然と考えていたものの、女性幹部登用が増えてきたので、それにともない考えを変えただけなんだろう、たぶん。
小さい頃はいろいろなものが見えた…これはちょっと分かる。
「あっ、金縛りだ! 来る! どうしよう!」というのはリアル。これも分かる。

 
楽山は、子供ではないと思います。おっさんでしょうか。何が見えて、何を感じてきたか、楽山の成育歴に、大人への成長の要素は無かったのかもしれません。未熟過ぎると思います。楽山という自己愛性パーソナリティ障害NPDが、趣味と現実を、空想と現実を、混同しています。
 

カウンセリングを受けた経験はないので確かなことは分からぬが、

 
楽山には、生涯にわたるカウンセリングが必要だと思います。それでも、自己愛性パーソナリティ障害NPDには効く薬がないので、治癒は望めませんが、誰かが、見続ける必要があるでしょう。あとは、強制力の是非になります。
 

カウンセリングを終えた人と、これからの人とを同時に部屋の中に入れるということはあるのだろうか? しかもカウンセリングを終えた人はそのまま居残り、センセのお手伝いをはじめるという…。HS映画の人と人との出会いのエピソードはいつも無理矢理な感じがあるけど、今回もそうだ。でもそこが面白い。

 
無理やりなのが面白い、と言っています。映画の感想なのか、HSの話なのか、ずっと混同されていて、区別されていないようです。楽山の言こそ、無理やりです。楽山は、大事なことの見分け・区別がつかない人なのです。書けば、体質は表れるということです。
 

同じ夢を何度も見るというのは分かる。自分にもそういう夢はいくつかある。夢を見ながら、「ああ、またここか」と思ったりして。
夢解釈に前世を持ち出すなら言いたい放題だ。どんなややこしい夢も、「それは前世の業です」で済ませられるなら楽ちんだ。
『心霊喫茶「エクストラ」の秘密』と同じ短編連作っぽい形式で通すようだ。話の区切りで黒画面にタイトルが出るところは、『呪怨』っぽい。

 
ホラー映画の話です。夢解釈に、前世、呪怨など、ホラーの話です。ホラー映画は、宗教ではなく、専ら、エンタとして作られます。それを利用して勧誘するカルトがあるのかどうかは知りませんが、誘導として、これは、まさに、楽山のフィールドワークというより "チャイルドプレイ" なのです。
 
楽山の考える宗教は、超常現象や呪いと一体化しているのでしょう。空想と現実が区別されない楽山が、まさに、現実のホラーです。もう一度言いますが、楽山は、子供ではありません。また、楽山は、これで、宗教や政治思想を語ってきたのです。一度アフガンに行ったら?レベル・・。
 

シックス・センス』的な展開は、心霊ドラマではもはや定番だけど、やっぱり面白い。
エル・カンターレファイト炸裂。すごい効き目だ。
金縛り対策…個人的には、金縛り対策として色々試してみたことがあるけれども、一番効いたのはラジオをつけっぱなしで寝ることだった。音があると眠りが浅くなると目が覚めるので、熟睡と覚醒の間のうとうと状態の時間が減り、金縛りに遭う機会も減るんだろうと思う。
霊を呼ぶシーンは、大川隆法のそれよりリアル。
心霊写真を怖がられ、消されたから祟るって…祟られた人からしたら大迷惑だろうけど、傍から見てるとこの身勝手さはちょっとかわいい(笑)。
神社PR…顔は怖いが面白い霊だ。いや神様なんかな?
このエピソードを見てると、神社の境内で、神像のもげた首を転がして遊んでる子供を注意した大人が、祟られた話を思い出す。神様からしたら、せっかく子供と遊んでたのを邪魔した大人が憎たらしかったのだそうだ。
女子高生三人組は最強だな。神様や幽霊のことは、やたらと怖がったりしないで、明るく楽しくしてるのが一番いいのかもしれないな。
子供の霊はかわいそう。泣けてくる。一人ぼっちでウン十年もいたわけではなくてよかった。
こんな子供の霊に、「行かないでー」「遊んでー」とか言われたら、断るのに苦労しそう。
死んだことに気づいてない人に、すでに死んでることを納得させるのはほぼ無理だろな。だからこそ、生きているうちに、霊的真実を知っておく必要があるという理屈は分からなくもない。

 
うれしそうに夢中でホラーのストーリーを語る楽山です。こういうことが好きなのでしょう。「霊的真実を知っておく必要があるという理屈は分からなくもない」・・楽山は、アンチではないと思います。発育不全の幼稚な、ただの超常趣味のおっさんです。
 

映画の中で映画を見てる。こういう入れ子構造みたいな展開はすきだ。
冒頭の声は、伏線だったんだな。ようやく気づいたよ。
一気に年取ってる。時間を飛ばし過ぎのようにも思えるが、もしかしたら、これみんな昔のことを夢にみてたということか。
幽霊に心霊教育しとる。子供は素直だろうから成仏も早いだろうと思ったら、やっぱりそうなったか。この子だけでなく、他の子も同じように成仏したと思いたい。
120分は長い。やはり90分くらいが丁度いい。
この映画は事実に基づいて制作されていますって…。最近この言葉を入れるフィクション映画が多い気がする。
最後のEDの歌はいい。声もきれい。

 
一気に、超常趣味を語りまくる楽山です。「時間を飛ばし過ぎ」「幽霊に心霊教育」「子供は素直だろうから成仏も早い」・・こういう超常話がホラー映画の感想にとどまっていないところこそ、現実の混乱した精神が与える楽山のホラーなのです。
 

*まとめ
最後にまとめを書くと、本作はエル・カンターレファイトの場面や、大川隆法が出てくる場面は別とすれば、コメディ要素を含んだB級ホラーとしてはけっこう楽しめた。
主人公は好演していたし、いい人の雰囲気もあって好感をもってみることができた。先生役も清潔感のあるクールな雰囲気をずっと保っていてよかった。恨まれ男のおどおどした演技もうまかった。この人はちょっと福士蒼汰に似てるかも…。子役もよかった。演技に引き込まれて泣かされてしまった。この他の俳優陣も総じて演技は安定していた。脚本の台詞は、これまでの「幸福の科学」の映画と比べると、言い回しがこなれて自然になっていたので、これが俳優の演技がよく思えた一因になってるのではないかと思う。

 
前にもあった映画評論家気取りですが、宣伝用のHSの映画を、褒めまくっています。楽山は、決して、アンチHSではないです。以前から、ずっと、壊れて崩れてきたのです。つまり、楽山は、自分なら、ORより、もっとうまくできるのに・・と思っているのでしょう。
 
 

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               空想と現実
 
 
(2021年09月04日)
 
 
 
  ウソの歌
 
季節の歌は美しい
でも私の国に季節はない
ないものを歌えばウソになる
 
日常の歌はほほ笑ましい
ときに気づかなかった切り口に
はっとさせてもくれる
でも私の国に日常はない
ないものを歌えばウソになる
 
少しは肩の荷を下ろしたらどうだ
好きで背負っているわけではない
それに私の肩に荷と呼べるものはない
私は私を背負うことさえできないでいる
 
では私の国で何が歌える
何も歌えないところで
何が歌えるかを歌っている
からしばしばウソになる
ウソの国を歌っている
だから季節だって日常だって
癒しだって絶望だって
大真面目に歌ってやる
 
 
  ありがとう
 
誰も読まない詩を綴り
誰も理解しない文章を書き
誰も聞かない歌を詠み
誰にも伝わらないもどかしさだけで
誰にも伝えられない痛々しさだけで
何を暗示したかったのだろう
 
寝起きの顔のまま
泥濘(ぬかるみ)の足取りで
伝わらないものか
伝わるものか
の足取りで 四角いポストに入れた
少し奥まで手を突っ込んで入れた
 
正直なつもりの
過ちを束ねて
この町の
ただ一度の一瞥にありがとう
 
そして帰ってゆく
自分の周りに
自分で作った格子窓から見るために
遠い国を
遠い国を
さようなら
 
  四九八九、きゃんせる町、こどく市、もろはの県、ウソの国
 
(昔々の・・)
 
 
 
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