ウソの国ー詩と宗教(戸田聡stdsts)

キリスト信仰、ポエム、カルト批判など

キリスト信仰と批判

神と人と言葉2

神と人と言葉2 私が、"理路" という言葉を使い、"論理" という言葉をあまり使わない理由については、前にも述べたことがあると思います。論理という言葉が、いかにも理屈だけという印象があるからです。 数学や物理学なら、理屈だけでよいのかもしれません…

知るべきこと(再)2

知るべきこと(再)2 旧約から信仰の節操を学び新約から信仰の愛を学ぶ 旧約聖書から全知全能・絶対完全・永遠不変という神のあり方を表す言葉を受け取ることはそれを理解することではなく(人間に理解できることではない)神と人の決定的な違いを創造主と…

超常と日常2

超常と日常2 聖書に書いてある超常現象つまり処女懐妊物や肉体の奇跡肉体の復活について信じていると言うことは空しいと言わざるを得ません。 何故なら超常現象の奇跡を信じてもそういう奇跡は、少なくとも、現代、めったに起きていないからです。 つまりそ…

死者と救済2

死者と救済(修正再録)2 神は生ける者も死せる者も支配し救済する。というのは神の全知全能からの思いである。しかし死んだ人のことはもちろん神が生きている人をどう支配し救うかについて全知でも全能でもない人が確信できることは何もない。 一方「神は…

自由と解放2

深夜帯に接続サーバーの工事がありました。予定所要時間が210分ということでしたので、投稿が遅れました。前もって告知しなくて、申し訳ありませんでした。 自由と解放2 信仰は欲望や、世俗のしきたりや、先入観や偏見などの戒律みたいなものに縛られる…

脅し(再)2

脅し? (再)2 宗教があるいは宗教を利用して人が人を脅すというのは例えばこのままでは祟りが来ますよといった文言でカルトにおいておこなわれることだろう。 信仰においては人が人を脅すのではなく神が人を脅すのでもなく 人は神を恐れるべきであるとい…

祈りとは2

祈りとは2 祈りは人から神への言葉による唯一の音信であります。 そこにのみ、言葉での神に対する人の自発性が表れます。 出来事思うこと感じたこと学んだこと悔いていること罪の告白赦しと導きを乞うこと 信仰を固定してはいけません。 心の中が定まったか…

祈る心2

祈る心2 「祈り、でもでも」修正、加筆。 祈りたい気持ちがあって祈りたいことがあるからまだ信じているのだろう実際には毎日のように祈っているが殆ど、そのときの心境の吐露 でも祈ったからといって何か変わるのかどうか変わるとしてそれは目に見えるのか…

人の復活(修正)2

人の復活(修正)2 死人が蘇る話よりも先に考えるべきことがある。 信仰はその原初から神との関係への人生の依拠でありかなりの依存でもある。 人への依存は病気だが神への依存は信仰である。 ゆえに自立した信仰などありえず信仰は紛れもなく神に人が依存…

神と人知2

神と人知2 超常への憧れから信仰者になった人は現実問題に向き合うことが苦手になるかもしれません。 現実問題に疲れた人が、何らかの機会を得て、信仰者になる場合には、信仰は、超常ではなく、キリストの愛と共感によって、心で受け取っていると思います…

この地上に・・2

この地上に・・2 (修正加筆、再録) 私のふるさとはこの地上にはありませんと言いたくなるとき 信仰者にとって本当のふるさとは神の国ということならそれは信仰者として真実でもあるのだが 一方で逃避なのかもしれない 人というのは生涯演技し続ける動物の…

涯の恵み

涯の恵み(再)2 私が、いちばん嫌になる伝道~説教の形式がある。 これこれを信じますか。 この質問形式は信じたら信仰者信じなかったら非信仰者ということを意識するようだ。 嫌なのは、「これこれ」が超常の言葉で溢れていること。 超常は誰にも分らない…

信仰と固定(再)2

信仰と固定(再)2 人間が信じられることは人間が信じるようになることは人間性で理解できて人間性で共感できることです。それらが心を動かすからです。 聖書にはたくさんの奇跡が書かれていますが神とキリストを理解できるのは人間の知性で理解できること…

神と二項2

神と二項2 http://st5402jp.livedoor.blog/archives/107263.html 少し修正して再録 嬉しいと思える恵みは同時に試練だ喜びのために思い上がらないようにと 試練としか思えない悲しみは同時に恵みだ立ち直って成長するために人によっては生死を超える神の民…

矢印の人々2

矢印の人々2 神話と奇跡信仰に生きる人たちは都合のよい出来事を奇跡に結びつける 「何度、奇跡に救われたことでしょう」「私たちは、いつのときも安らかです」 自分に都合の悪い出来事悲惨な死や自殺については語ることが背教であるかのように無かったこと…

敬虔4

敬虔4 (過去記事「謙遜」を修正アップ) 例えば元気で熱心な信仰者にありがちな発言として 「「神のうちに生き、動き、存在している」という視点に立つとき、私たちの存在の意味や価値を謙遜に見極めることができる」 折に触れて自分について神の意志は?…

善悪2

善悪2 何が正しくて何が間違っているかなど善悪の厳密な結論は 風さえも支配されるところの神ならば分かるでしょうが 風を追うような私たちに分かるはずはないのです。 (伝道の書、口語訳)1:17わたしは心をつくして知恵を知り、また狂気と愚痴とを知ろう…

超常の神、日常の人 2

超常の神、日常の人 2 人には手に負えないところの全知全能・絶対完全・永遠不変という神の性質は人が神を恐れるためにあります。 人がそれらを身につけるためでもないし理解するためでもありません。 人は、神の性質・意志・行為を推測したり想像したり行…

信仰は2

信仰は2 信仰は史実に依拠しない史実であってもなくても聖書によって信仰は生まれるからであるまた信仰は出来事に依拠しない さらに信仰は人にも組織にも依拠しない 信仰は神への恐れとキリストの愛のみに依拠する 与えられるためには人間らしい温もりと潤…

当てにならない2

当てにならない2 私たちは実に当てにならない世界に住んでいる。実際は当てにならないのは私たち人間の心であり内部である。 入力は総て感覚器を通している。内部処理は総て脳が行っている。いずれも寿命が尽きればなくなるものでありこれらは寿命がある間…

さかのぼる矛盾3+

さかのぼる矛盾3+ さかのぼる矛盾 https://ameblo.jp/st5402jp/entry-12448602201.html 再録+ いたはずの先祖から幾千年の恨みの坂を今をさかのぼりいずれ上らねばならぬ 経験は否定できない個人にとっては真実になりうる経験から与えられ考えたことは否…

救われる条件(2)2

救われる条件(2)2 キリスト者になると柔和な人間になるとあるいは社会的基準においても善人になると思われているかもしれません。 信仰の結果として善を目指すでしょう。 しかし、実際は、必ず善人になるかどうかは分かりません。普通の人間と同じように…

神について語るには3

神について語るには3 キリストや聖霊についても同様ですが神という御方を考えるとき全知全能の神については私たちの概念の箱には到底納まらないということを先ず言いたいのです。 神と聖書について人間が持つべき箱は修正可能な分かった "つもり" の箱と分…

飲兵衛さんの思い出2

飲兵衛さんの思い出。再録+https://ameblo.jp/st5402jp/entry-12448086748.html学生時代の思い出です。 飲兵衛さんの思い出3 昔学生の頃バイクで帰ってきて路地へゆっくり入ったところで赤いお鼻の飲兵衛さんがバイクに近寄ってきて紙切れのようなものを差…

教条主義

教条主義 教条は、心の面倒を見ない。 教条化した思想は、心の面倒を見ない。 教条化したイデオロギーは、心の面倒を見ない。 (ネットより)きょうじょうしゅぎ【教条主義】権威者が述べた事を、その精神を深くも理解せず、杓子定規(しゃくしじょうぎ)に振…

返信(3)超常と人間

返信(3)超常と人間 コメントありがとうございます。 >さて、聖霊について、改めて自分で考えてみることにしました。至ったのは、聖霊とはキリストが、神が心の内に住まわれた状態であり、その心に従うことなのではないかと。端的には、キリストへの愛で…

逆説2

逆説2 ある事柄について神の御心を思います。悪のほうに従ってはいけないと思えば善のほうを選ぶはずです。しかしそれは完璧でしょうか。 先ず、人に、善悪の判断が、神と同様に正しく出来るでしょうか。否であります。 既に完璧な正しさについては不可であ…

返信2

返信(2) >先日コメントをさせていただいた者です。返信をどうもありがとうございます。今回も非公開コメントとして送信いたします。<>人を信じすぎる、と言われてしまったからでしょうか。不確実性の中で、無自覚な共依存が増大し、自分の判断、考えと…

コメントへの返信

コメントへ返信 (一部修正してます) コメントありがとうございます。気づかなくてすみません。FC2よりメールとして届いて、確認しました。 私は、聖職者でも学者でもないので、一人のキリスト者として、ブログを書いているに過ぎませんが、読ませていた…

試練と不幸

試練と不幸 確率的には高くはなくてもヨブが受けたような試練にこの世的には不幸に信仰者だけが遭わないなんてことはないだろう。 信仰者だから遭う試されるということも言えるかもしれない。 すべてを失うような不幸でなくてもなんでも守られる生活困窮から…