ウソの国ー詩と宗教(戸田聡stdsts)

キリスト信仰、ポエム、カルト批判など

神と信仰メモ

 
  神と信仰メモ
 
  PCの調子が悪いので、今回は、短い記事~メモです。
 
 
なぜ、神の存在を信じる人がいるのでしょう。
 
この地上には、どうあがいても、自分の思い通りにならない悲惨なことがあるからです。しかも、いつどこで、生まれても生きても同じだろう、と思うに至った者がいる、あるいは、いたからだろうと思います。
 
そうして、今は、どうしようもない地上の汚れのうちにいる人の目には、隠れて見えないが、悲劇の背後には、総てを統べる摂理の存在が、完全なる真・善・美を携えて、同伴して見ておられ、無視してはおられないが、その御方には、われわれとは別の、我々が今考えても分からないような、計画があるのだろうと思うに至ったのでしょう。
 
信じる人は、決して、いちゃもんのような、自分勝手な欲望に都合よく当てはめて決めつけたのではなく、生きるために悩み苦しんだ結果として、絶対者を必要とし、望んだのだろうと思います。その凄みが、神という存在を、今に伝えているのでしょう。
 
そこから、人を理解しながら、人を超えている存在として、全知全能・絶対完全・永遠不変の存在を、固有の「神」という名で呼ぶようになったのではないかと思われます。即ち、神は、その名で、人が呼んだとき既に、人に解明できたり、存在や不在を証明できるような、安い存在ではなかったということです。
 
その存在を知ることは、不思議が起こらなければ直ぐ離れてもいいような、物や肉体の奇跡ゆえではなく、人間の心の深みに残るだけの、人間にとって、いちばん大切な、共感の同伴というあり方をもって、人の心に消えようもなく残ったゆえに、人々は、信仰の救いと呼ぶようになったのでしょう。
 
これだけ知っておれば、神という存在を、人間が自らの限られた有限の存在世界から、自らの持ち合わせた人間の安易な理屈だけで、限られた人生で見聞きした知識の範囲だけで、それこそ超常のホラーとの闘いのようなフィクションの物語におとしめて、机上の辻褄合わせだけで、神?は良いとか悪いとか、いるとかいないとか、決めつけることが、いかに、的外れであるかが分かるでしょう。
 
信仰は、善悪を判断する道徳ではありません。美醜を判断する美学でもありません。正邪を判断する正義の軸でもありません。全能者が、全能者のあり方で、神の前に正直な人を救うために、人を愛するために、存在することを告げているのです。
 
真善美が一体となる完全なる神が、寛容と慈愛と共感をこめて求めるのは、人間には届かない真善美の完全ではなく、完全なる神の義でもなく、ただ、神の前で、精いっぱい正直な祈りの告白だけで、不完全な人が、良しとされて生きるための信仰の義であります。
 
 

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              めぐみ
 
 
※ 
 
宗教にも無宗教にも非宗教にも反宗教にも、実に、嘘の、詭弁の、誘導の、印象操作の、鼻の曲がりそうなインチキの安い屁理屈で、神に、いちゃもんをつけて、人間の良心から神の存在に気づく直感の道を妨害しようとしている者がいます。
 
彼らは、神という存在を、そして、信仰を、安っぽい理屈で、揶揄したり、おとしめたり、侮辱したりしますが、彼ら自身には、何を解決する力量も、誰を救う力量もないのです。文句だけが執拗な彼らこそ、この地上のホラーであります。
 
 
信仰者は、超常からのお告げかどうかを知らされることはなく、信仰者が安穏に暮らせるとは限らないこの地上で、人間として正直に反省し成長する意志をもって努めることで、いかなる妨害にも屈しない時間だけ、命があれば、何かすることはあるでしょう。
 
 
(2021年01月18日、同日一部修正)
 
 
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