ウソの国ー詩と宗教(戸田聡stdsts)

キリスト信仰、ポエム、カルト批判など

信仰は(修正)

 
  信仰は
 
 
信仰は史実に依拠しない
史実であってもなくても信仰は生まれるからである
また信仰は出来事に依拠しない
 
さらに信仰は人にも組織にも依拠しない
 
信仰は神への恐れとキリストの愛のみに依拠する
 
与えられるのは人間らしい温もりと潤いである
 
奇跡と神秘の沙汰は神に任せられ
人が云々できることではない
 
人は人の知り得ないところへ導かれ
守られる身であるのに
 
史実信仰や奇跡信仰は熱心であればあるほど
依拠するところを守ろうとするだろう
 
奇跡に反するものから目を背け
むごたらしい信仰が人に向かうとき
「悲しみを喜びなさい」
「それは言っちゃいけないんだよ」
「自殺しちゃいましたよ」
暗黙の不敬罪を人に着せてしまうのだ
 
これが信者から猛者へと変質して
信仰という名をかぶった確信であり
信仰者という名をかぶった無資格超人である
 
信仰はいかなる事実にもかかわらず
計りがたい神の意思に
委ねるほかはない一人の人間の在り方である
 
信仰者は依拠する御方の行為や意思を計り知った
という思い込みの確信を砕かれてゆく一生を選び
またそのために選ばれた者である
 
信仰は神への恐れとキリストの愛のみに依拠する
 
(2011年09月24日)
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信仰者である人は神に甘えることがあります。
ときに愚痴を言ったり駄々を捏ねたりします。
正直であることだけが条件となります。
 
神に対してだけは甘えないと生きていけません。
だからこそ甘えであることを自覚しなければいけません。
 
神からの奇跡を人が受けたと思い込む確信は、
神に対する甘えの自覚を失った人の姿です。
 
神が人にとって都合よく働いてくれたという
的外れの自覚と感謝に陶酔して
甘えの中に溺れている人の姿なのです。
 
私は信仰について、信仰者に向かって、壊れながら死ぬまで
「神を恐れよ」を言い続けることになるのかもしれません。
 
 
(2019年04月26日、修正)
 
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